山梨県一宮で桃の低農薬栽培に取り組む、農業生産法人マルサフルーツ古屋農園。

震災から２週間経ちました。

たくさんの方の想いが、被災地に届けられていますが

まだまだ足踏み状態が続いている現状です。

このような最中・・・

山梨県でも、毎年開催されている「武田信玄公祭り」の中止を決定いたしました。

私たち㈲マルサフルーツ古屋農園でも

「桃のお花見」を今年は自粛させていただきます。

毎年楽しみにされている方には、本当に残念なのですが

どうかご理解をよろしくお願い申し上げます。

しかし

ご希望の方へ「桃の花の発送」を予定しています

私たちの故郷いちのみやの春を皆様と一緒に感じたい

という園主のお気持ちなので、どうぞご入用の方はご一報ください

受付は、お電話かファックスのみで承ります。

電話№　0553-47-1282

ｆａｘ№　　0553-47-1837

数量に限りがございますので、お早めにご連絡ください！

山梨県、寒い日が続いておりまして、

桃の花の開花も例年より１週間程度遅れています。

今のような状況ですと、桃の収穫時期も例年より遅くなる見込みです。

お客様にはご迷惑をおかけいたしますが、

どうぞよろしくお願い申し上げます。

凍てつく寒さの中で見つけた生命の強さの象徴。

「ざぜん草」。

手を合わせ祈るようなその姿から名づけられたそうです。

まるで、被災地の方たちのことを想い祈っているような姿。

どうか、どうか

少しでもその悲しみが和らぎますように。

日本を・・・いや、世界をも震撼させた原発事故。

その被害は、日を追うごとに増しています。

丹精して育てた農作物を

その手で処分していく農家の皆さんの姿。

その悔しさ

その空虚さ

そして、募る不安感・・・

同じ作り手として、本当に涙の出る思いです。

風評被害が広がり、事態の好転を祈る最中、

命の水にまで「摂取制限」が。

ペットボトルの飲料水の需要が高まりますが、

品物もない

ガソリンもない

とのことで、販売店でさえ仕入れが困難な状況。

とのＳＯＳを受けて、マルサフルーツ古屋農園では

本日、トラック2台を緊急出動することに決定しました！

トラック2台に5トン半のペットボトル飲料水を積み込みました！

これで、お水を必要としている皆様の手に

1本でも多くの飲料水を届けられると確信して！！

寒い日が続きますね。

昨晩、山梨県でも雪が降りました。

お彼岸を過ぎても、春の足音が聞こえてきませんね。

寒さに震える被災地の皆様のためにも、

早く過ごしやすい日が訪れるといいですね。

また、山梨県でも計画停電が実施されています。

実施中は、電話やファクシミリが通じない状態になり、

お客様には大変ご迷惑をおかけしておりますが、

何卒よろしくお願いいたします。

3月11日（金）に発生した三陸沖を震源とする東北地方太平洋沖地震により、

亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された皆様、

またそのご家族の方々に対しまして、心よりお見舞い申し上げます。

一日も早い復旧復興をお祈り申し上げます。

地震発生当時、山梨県笛吹市では長い横揺れを感じました。

尋常でない事態を感じ、揺れがようやくおさまった頃テレビを点け、

そこに映し出される、日本であって日本ではないような凄まじい光景に

ただただ、言葉を失っていました。

増え続ける行方不明者や命を落とされた方たち・・・

今もなお、ライフラインの途切れた被災地で

寒さに震えながら避難されている方たち・・・

あまりにも心痛む光景を直視できませんでした。

そんなとき

被災地の中学生の皆さんが作った応援幕を見て、

私たちの方が逆に励まされ、元気をもらいました。

最愛の家族を失い、住む家や築いてきた町そのものが流されたけれど、

自分たちには「命」が残っているのだと！

「命」あることを喜び、そして尊び、前向きに生きよう！

周囲を励まそうと必死に訴える若者たちの姿に

日本の強さと日本の未来

 をそこに強く感じました。

私たち、ひとりひとりが出来ることは本当に小さな事かもしれません。

でも被災地の方々を思えば、今出来ることを確実に遂行していくべきだと考えます。

㈲マルサフルーツ古屋農園でも、被災地の復興に微力ながらも

お役に立ちたいと考えています。

当園に農業協力隊として活躍している

山川隊員。

外見はもの静かな印象ですが、

農作業中は真剣なまなざしで、強い情熱を感じます。

そんな隊員のつぶやき・・・

「　2月は剪定の詰めに入り、多くの木を剪定してきましたが、

　ようやく少しわかってきた様な気がします。

　やはり、奥が深く難しくて・・・

　だかろこそ、やりがいがあるのだと思います。

　講習も含めて、本当に凝縮した勉強が出来ました。」

そんな彼は、近隣の農家さんとも交流したり、

地域への溶け込みにも積極的です。

とても心優しい山川隊員。

そんな隊員にも、早く暖かい春が来るといいな・・・